あなたの周りに「相手からの猛烈なアタックで付き合うことになった人」いませんか?
逆に「積極的に好き好きアピールをして相手を落とした人」は?
とくに気にしていなかった人物から告白されて、気付けばなんとなく好きになってて、さらにはいつの間にかコチラがハマってしまっている・・・そんな話、聞いた事ありますよね。
今回は、告白されると好きになる?のお話をご紹介します。
誰かと一緒にいたい「親和欲求」
人は誰しも多かれ少なかれ「人に好かれたい」、「人と仲良くしたい」「誰かと一緒にいたい」といった欲求を持っています。
これが「親和欲求」というもので、あなたも、誰かが近くにいてくれるだけで安心したり、集団と一体になっていると気分が高揚したりといった経験はあると思います。
そして「親和欲求」は人から好意的な態度をとられることでも満足感を得られるので、「告白」といった物凄く好意のある行動は、親和欲求を刺激しまくります。
欲求の解消は快感となるのは分かってもらえると思いますが(空腹時にお腹いっぱい食べたりとか)、親和欲求が満たされた場合も同じことで、人と仲良くしたり、一緒にいたり、好意を向けられたりといった事は快感なのです(程度の差はありますけどね)
さらに言えば、一度知ってしまった快感を忘れることは難しく、自ら手放すのは惜しいと思ってしまうのが人間というもの・・・
それほど気にしていなかった相手から、一方的に好意を向けられているけれど、それをスパッと切り捨てるのはなんともモッタイナイ・・・なんて思ってしまうのは「親和欲求」が根本にあったりするわけです。
好きのキャッチボール「好意の返報性」
恋愛心理学ってやつでたまに出てくる言葉なのですが、「好意の返報性(こういのへんぽうせい)」というものがあります。
さらにいえば先に「返報性の原理(へんぽうせいのげんり)」ってのがあるのですが、これはどういうものかというと、
「なにかしらの施しを受けると、これまたなにかしらのお返しをしないとダメな気がしちゃう」ってやつで、要するに試食を食べると買わないといけないような気になるってやつです。
まあ、その「返報性の原理」を恋愛に応用したものが「好意の返報性」ってわけで、好意を示されると好意を返さないといけない気になるってことですね。
この記事のタイトルにもある「告白されると好きになる」にも繋がるわけですけれど、単純な話、親切されたら親切にしたくなるでしょうし、助けてもらったら助けてあげようって気になるのはぜんぜん不思議ではないですよね。
ってことはどうなるかというと、アレコレと好意を振りまくサービス精神豊富な人物は、全然何にもしない人より好意を返されることが多くなるって寸法です。
当たり外れはあるでしょうし、運の良し悪しもあるでしょうが、そういう人の方が幸せになってると思いませんか?
告白のタイミング「できるだけ早くアタックするべし」
サクッと結論をいいますが「気になる人がいる場合、さっさと告白してください」
てきとうに言ってるわけじゃありませんよ!
ただ気を付けないといけないことがあります。
それは、相手との関係性がそれなりにできていること(知り合いから友達レベルにはなっておくこと)と、その上で嫌われていないことです。
けっこうハードル低かったですね(笑)
(世の中には「一目惚れ」なんてものもありますし、数撃てば当たる「ナンパ」的な告白でしたら、そのへん無視しても構わないかもしれませんけど)
性格的に絶対無理!とか、生理的に受け付けない!なんて相手から完全に嫌われているようなら、はなから上手くいく確率は低いのでスッパリ諦めるか、玉砕覚悟で当たって砕けるかしてください。
そうではなく、それなりの関係性ができていて嫌われていない場合、前述の原理によって告白はトータルでプラスに働きます。
最初はビックリして振られてしまったり、誘いを断られたりするかもしれません、しかしそこからが勝負のはじまりです。
その後もこちらとしては知り合いや友達としての関係性を保ちつつ、好意を示し続けましょう。
すると、相手は意識していなくても「親和欲求」や「好意の返報性」により、態度も徐々に変化してくるでしょう。
今までは単なる「知り合い」や「友達」だった関係性は、告白を経ることによって「気になる異性」となり、「恋人候補」へとカテゴリーが移り変わるのです。
「告白はゴールではありません、告白こそがスタートなのです!」
・・・は言いすぎかもしれませんが、「告白」やって損はないと思いませんか?
気になる人がいた場合、なるべく早く友好的な関係を作り、早いこと「告白」すること、覚えておいてくださいね。