出会いを求めているのになかなか「いいが人いない」なんて思ってたりしてませんか?
現在、20~40歳の男女、約半数に恋人や親しいパートナーがいないという話で、さらに言えば3割ほどは一度も交際経験がなかったりするみたいです。
そんなわけなので全然あせらなくてもいいんですよー!
って終わってたら意味がないので、今回は「いい人がいない」と感じている人の心理と対処法についてお話ししたいと思います。
目次
「いい人がいない」の心理とは?
「いい人」=「あなたに都合がいい人」
最初にまず考えてみましょう、あなたの思う「いい人」ってどんな人ですか?
もちろん恋愛での話ですよ、毎回ランチおごってくれる上司とかそんなんじゃないです。
見た目が好みのタイプだったり?お金持ちだったり?安定した職業だったり?価値観が一緒だったり?性格が良かったり?
年齢によっても違うでしょうし、単に付き合ってみるだけなのか、真剣に結婚を望んでいるのかでも変わってきますよね。
しかーし!これだけは忘れてはいけません、「いい人がいない」といってる人の言う「いい人」とは
その人にとって、「都合のいい人」や「条件のいい人」という意味です。
ちょっと言葉がよろしくないような気もしますが、そういうことなので仕方ありません。
自分であれこれとフィルター(条件)をかけて、それに残る人がいない状態を「いい人がいない」と言っているんですよね。
それでもって、この「フィルター」が曲者なんです・・・条件を厳しくすればするほど「いい人」はいなくなるのですから。
一か八かで「運命の出会い」に賭けてもいいでしょうけど、ちょっとこの際「自分の状態」や「自分のかけているフィルター」について考えてみて下さい。
恋人がいない方が楽
恋愛したいな、結婚したいなと思ってはいるものの、1人でもそんなに困ってないし、なんだかんだ言って「気楽」なんだよねとか思ってる人、けっこう多いです。
長い間、恋愛とは無縁の生活をしていた方なんかは、恋人のいない状態が普通ですので、当然それに慣れていますし、反対に辛い恋愛をした方なんかは、フリーな状態になってやっと落ち着いたことに居心地の良さを感じているかもしれません。
仕事が忙しいと感じている人は恋人に癒しを求めることもありますが、仕事が楽しくて仕方ない場合は、恋愛に割く時間はあまりとれないかもしれませんし、熱中する趣味があり、休日は全部そこに充てて没頭しているような方も同じでしょう。
ぶっちゃけ1人を「楽」だと感じている以上、よほど好みの、条件に合った人に出会わない限り「いい人がいない」と思ってしまうのです。
過去の亡霊(恋人)に捕らわれている
本来なら相手にもされないと思われるような高嶺の花、好きで好きでたまらなくって、どんな幸運かお付き合いができたけれど、訳も分からず歯車が狂い、動悸、眩暈の失恋未練。
まぁ相手にとってはどうだったか分かりませんが、本人にとっては一世一代の大勝負、なによりも大切だった大恋愛がうまくいかなかったなんて方に良く見られる現象です。
「過去は美化される」と言われる通り、都合の悪いところは忘れ、良いところは更に脚色されていきますので、嫌いになって別れたならともかく、一方的にフラれた場合かなり引きずることも少なくありません。
そんな状態では並大抵のありふれた相手では話にもなりませんし、たとえ過去の恋人と同じくらい魅力的な人物があらわれたとしても、あれこれと美化された記憶と比較してケチをつけがちです。
スッパリと過去を忘れさせてくれるほどの、インパクトのある人物が現れないとなかなか「いい人がいない」となってしまうわけです。
自信のなさの裏返し
自分に自信のある人物は魅力的にみえて、よくモテるのは間違いのない事実です。
目に見えて自信の無さそうな人はあまりモテないのもこれまた事実であります。
「自信のなさ」それは、顔だったりスタイルだったり、職業だったり年収だったり、家柄だったり病気だったり、はたまた年齢だったりするかもしれません。
自分は何もかも完璧だっ!!!なんて本当に思える人はいるのでしょうか?(それはそれでマトモではなさそうですよね)
誰もがそれなりのコンプレックスを持っているのですが、それを必要以上に気にして恋愛にたいし臆病になってしまっているときにも「いい人がいない」病にかかってしまう事があります。
たいていの人も、なるべくリスクを冒したくないと思いますし、失敗もしたくありません、しかしやる時はやる!と気分や思考をかえてチャレンジしてみるのですが、自信がなくコンプレックスにより恋に臆病になっている人は「いい人がいない」からやめておこうという考えに至るわけです。
嫌な思いをしたくないから「いい人がいない」と言い訳をするのがこのパターンの人です。
プライドが高すぎる
このパターンの人は、モテていたり、そこそこ羨ましがられるような経歴や地位にある人に多く見られます。
自分は凄い!と思っているので、自分に似合う相手も「凄い人」でないとおかしいということですね。
遊び相手には困っていない場合も多く、日々それなりに充実していますが、未来を見据えたパートナーともなると、お眼鏡にかなう相手がなかなか見つかりません。
フィルターのかけ過ぎ(条件が厳しすぎ)が原因なのですが、本人のスペックも高いため豊富な成功体験をもとに「妥協するくらいなら様子を見よう」、「きっと自分にふさわしい相手が現れるはず」なんていう判断の結果、知らない間に歳だけとっていた・・・なんてこともあるようです。
「いい人がいない」と感じる場合の対処法
普通の人は貴重だと認識する
よく聞きませんか?「普通の人でいいのに・・・」って言葉。
この「普通の人」というのがなかなか問題で、これって実はかなりのハイスペックなんですよ。
深く考えずに使う「普通の人」とは、
普通の性格で、普通の顔してて、普通のスタイル、普通の仕事について、普通の年収もらってて、普通の学歴で、普通の家に生まれて、普通に健康で、普通に会話ができて、普通の趣味をもってて・・・etc
な人だったりします。一つ一つは本当に普通ですけど、重なれば重なるほど現実ではとんでもなくハイスペックな人間になってしまうんです。
上の項目ってちょっとですけど、全部当てはまる「パーフェクトな普通の人」って思い浮かびますか?
ようするに、「しっかり働いてお金を稼ぎ、家庭のことも大事にして、誠実で優しい人」なんていうその辺にいくらでもありそうなスペックですら実は貴重なのです。
人はみな、どこかにダメなところをもっています、欠点のない人間などいません。
わざわざ粗を探して嫌な所を見つけ出し、率先して嫌いになる理由はないと思います、どうせなら良い所を見つけ出していきましょう。
どんどん自分を売り込んでいく
類は友を呼ぶと言いますが、やはりモテる人はモテるグループにいることが多いです。
それでもってなぜモテるのかですが、それは「魅力的」だからなわけです。
じゃあ「魅力」ってなんなのよ?といいますと、これは色々ありますよね、顔だったりスタイルだったり金だったり性格だったりと「人の数だけ好みがあり、魅力があります」
そう、ここが大事なポイントですよっ!
人の数だけ好みがあって、人の数だけ魅力があるのです!ってことは、誰でももってるんですよ「魅力」って!
ただ、残念なことにパッと見でわかる魅力もあれば、それなりに付き合ってみなければ見えてこない魅力も有ります。
探さなければ分からないものもありますし、相手の好みによっては逆効果なものもあるでしょう。
しかし、とりあえずは相手や周りに気付いてもらわなければ話になりません。
自分で自分の魅力に気付いていない人も多いでしょう、それでもとにかくアピールするしかないのです。
特別無理をする必要はないですよ、自分はこんな人間ですと、どんどん売り込んでいく事で、勝手に相手が魅力を見つけてくれます。
魅力的な人の周りには魅力的な人が集まることでしょう、そこにはきっと「いい人」がいるはずです。
あまり先のことを心配しない
ハッキリと言っておきます。
「何もしない事はリスクでしかありません」
未来の出来事を不安に思い、なにも行動を起こさないのは大問題です。
もちろん、高確率で起こると予想される不幸な出来事に、自ら突っ込んでいくようなことをおススメしてるんじゃないですよ!
(降水確率90%なのに傘持たないとかなら別にいいですけど、地上五階から飛び降りても無傷な割合を検証しようとかそりゃアンマリです)
ここで言いたいのは「よく分からない不安」に対するお話です。
相手の気持ちや将来の展望など、恋愛をしていくうえで不安に思う事は多いと思います。
この先どうなるかよく分からないけど不安だからやめておこう・・・と思う前に、考えてみて下さい
今まで思った通りに生きてこれましたか?
予想した通りの結果ばかりでしたか?
全く裏切られたことはありませんか?
そうだよ!という人はいないと思います(いたらこの記事ここまで読んでないでしょう?)
今まで散々ハズしてきているのです、確証もない不安感はいい意味で外れてくれるかもしれませんよ
※繰り返しますが、明らかな地雷を踏みに行く必要はないので、良く考え、人の意見にも耳を貸しましょうね!
「いい人がいない」こともない
結局のところ、「いい人がいない」と言っていても仕方がないということが分かりました。
周りのせいにしていても、「いい事にならない」のはあなた自身であって、周りの誰も困らないのです。
ほんのちょっと考え方や、モノの見方を変えるだけで「いい人」はあなたの周りにいるかもしれませんよ。