世の中メチャクチャ仕事のできる人っていますよね!
まぁ生まれた環境や育った状況によって確実に差は出るものですけど、ハンデをものともせずバリバリ仕事ができる人もいれば、普通に育ったはずなのにまったく仕事のできない人もいます。(その辺は学歴ってあてになりませんねぇ)
さて仕事のできる人と出来ない人との差は何なんでしょう?
そこで今回は、できる人ではなく「仕事のできない人」に注目してみようと思います。
目次
仕事ができない人って?
言われた事だけやっている
上司は仕事を効率よく回して「利益」を上げるために部下を使うのが仕事で、部下は指示に従いその手足となって働くのが仕事ですが、本当にそれだけで良いモノでしょうか?
有能な上司であれば、適材適所で最大効率が出せるように采配することができますが、残念ながらそんなに優秀な人間が上司になることは稀です。
不通で凡才だったり、愚かで関わりたくない上司がいることの方が圧倒的に多いのですが、そんな上司の下で「言われたことだけ」やっていても最低限の事しかできないのは当たり前なんですよね。
無能な上司のイエスマンは無能にしかなりません。
下積みが長すぎる
できない人はなにかしらの言い訳として「今はまだ下積みの時」なんて考えがち、しかしトロトロしていても置いていかれるだけなのが現実です。
勿論、基本となるモノや基礎と言われるものは大事ですし、活躍している人はほぼ下積み時代を経験しています。
しかし、真面目にコツコツやっていれば良かった時代はとうの昔、自らアクションを起こさなければ事態は好転しないものなのです。
長時間働きたがる
残業や休日出勤してるほうが頑張っている様に見えて評価されるというのは、なんとも日本企業っぽい感じですが、仕事ができない人の中にも同じような価値観の人がいます。
長時間働いていれば「頑張っている気分」にもなりますし、場合によっては残業などもついて給料も上がりますから、無駄な残業をする人は減りません。
(この辺は会社のシステム次第ですけど・・・)
しかし本当に有能な人は余裕を持った時間管理をしています、上手く仕事が回るように仕組みを作り、段取りを済ませているのです。
余裕があることで、他に回せるリソースが生まれ、それがより仕事の質を高める好循環を生み出すのです。
無駄な仕事に力をそそぎ過ぎ
本当に無駄な仕事というのはそれほどありませんが(誰かがやらなきゃ困ることは多くあります)それをあなたがしないといけないのか?という事には疑問を持つ必要があります。
他に代わりが効くようなモノや、今の時点では重要度の低い案件などは特に注意しましょう!
その時その仕事をする事で助かる人には感謝されるでしょうが、それは全体での効率や利益を考えた場合に必ずしもプラスにならないかもしれません。
他の事で稼ごうとし始める
副業が悪いという事ではありません、最近では副業をどんどん認めて推進していこうと言う流れもありますし、収入源を複数持つことはリスクヘッジにもなります。
ただ「仕事ができない人」が安易に副業を始めるのは考え物です、世の中には「簡単に儲けることのできる話」がいっぱい転がっていますが、実際にはそう上手い話ばかりではありません。
今の仕事ひとつでも上手く行っていないのに、その上「副業」なら上手く行くというのは楽観過ぎると思いませんか?
とりあえず資格を取りたがる
資格が無いとできない仕事は多くありますが、持っていても役に立つことは一生無いであろう資格もこれまた多くあります。
簡単に取れるものの多くは「ほぼ役に立たない」ものばかりですが、資格さえあればなんとかなると考え、資格の所持数のみを追いかけてなんでもかんでも取ろうとするのは意味がありません。
自身の今後をしっかりと見据えた上で、本当に必要なのか?役に立つモノなのか?を良く考え自分への投資を行いましょう。
最後に
なんでもできる完全な人なんていません、得手不得手は誰にでもありますし、巡り合わせの良い悪いも確実に存在します。
ひょっとすると「仕事のできない人」は自分にあった仕事に出会えていないだけかもしれません、失敗体験を積み重ねたことで自信を無くし「何をやっても駄目だ」と自分の可能性を閉ざしてしまっているだけなのかも?
あなたのスキルや経験が生かせる場所は必ずあります。
それは「違う上司のいる部署」かもしれませんし「全く別の会社」かもしれません、はたまた「経験したことのない業種」だったり「自分で何かをする」のかも?
「仕事のできない人」が仕事のできない人のままでいる必要はありません、自分を変えたり仕事を変えることで「仕事ができる人」になることは可能なのです。