そんなに多くはないですけど、面倒な人っていますよね(汗)
会うの嫌だなーって前日から憂鬱になるような相手・・・そんな面倒な人の1パターン「冗談の通じない人」、あなたの身の周りにいませんか?
さっきまで普通に会話してたと思ったのに、急にキレて怒りはじめたり、不機嫌になったり・・・そう「普通に会話」しちゃいけない相手が冗談の通じない人なんですよ。
私ならそういう人とはなるべく関わらないようにしてしまうのですが、人間関係そんなにシンプルにできない方のほうが多いと思います。
なので今回は冗談の通じない人の心理や特徴、簡単な対処法などをご紹介しようと思います、少しでもストレスフリーなコミュニケーションが送れるよう参考にしてみて下さいね。
目次
「冗談の通じない人」ってどんな人?
人に対して壁を作る(ついでに堀まである)
冗談ってある程度は仲が良くないと通じませんし、なかなか面白くもありません。
少なくとも、それなりに近い距離感で関係性を作っておかないと成立しにくいものです。
なにが言いたいのかといえば、冗談が通じないのはその関係性ができていないって事なんですよね、要するに「壁がある」んです。
警戒心の強い人っていますし、それ自体は悪い事でなくむしろ良くもあるんですけど、限度を超えてなんでも疑ってかかるようなのは困りものです。
そんな人はとりあえず壁を作って様子を見ます、なんなら堀までガッチリ作ります。
そして壁越しに相手の真意を探っているんです「どんな意味があるんだろう?」「何を考えているんだろう?」用心深く慎重に、疑って見ています。
そういう状況の人に余裕なんてありませんし、会話をすんなりと受け止めることもできません。
「いつも冗談が通じないな」って人がいたら、その人との関係性を一度思い返してみて下さい。
知り合いになってまだ日が浅かったりしませんか?
自分では仲良くなってるつもりでも、相手からはどうでしょうか?
もっと深く冗談が通じ合える関係を築くには、まだまだ時間がかかるのかもしれません。
このパターンの場合は、いつか冗談の通じる間柄になれるかもしれませんね。
真面目過ぎる(プライドが高い)
「真に受ける」
褒めた感じの冗談なら、真に受けると嬉しいくらいでしょうけど、真に受けると困った事になるのが馬鹿にした感じの冗談ですよね。
相手や自分、その場の状況などを馬鹿にしたり、投げやりに切って捨てたりといった冗談は誰しも行ったことがあると思います。
言った側としたら本当に思ってるわけではなく軽い冗談で、どちらかというと場を盛り上げようとしたくらいの感覚なのですが、「真に受けちゃった」人にとっては、それこそ冗談ではなくなるのが困りもの・・・
なぜ真に受けるのか?そういう人は「真面目」だったりします、自分のルールで物事を真正面から受け止めるので融通が利きません。
気弱な人であれば黙ってしまったり愛想笑いで誤魔化すでしょうが、プライドが高かった場合には「馬鹿にされた」「見下された」と思い込み簡単に受け流せません。
単なる冗談を「攻撃された」と錯覚してしまうので、やられたらやり返す!と、どんどんエスカレートしていってしまうのが「真面目でプライドの高い冗談が通じない人」です。
聞く耳をもたない人が多いのもこのタイプの特徴で、一番やっかいかもしれませんね。
共感能力が低い(思いやりが足りない)
冗談が通じない人は、ほぼ確実に「共感する能力が低い」です。
自分の価値観や考えが一番に優先なので、他人がどう考えていようが関係ありません。
特に自分が正しいと思っている時に、この兆候が激しく出るようです。
例えば、皆でなにかの作業をしているとします。
なかなか作業は進展せず、みなのモチベーションが目に見えて下がってきました、場の空気はどんどん悪くなってきています。
あなたは暗い雰囲気をどうにかしようと「いやー疲れちゃった!もう止めよー、止めよーー!ははははは」と笑いました(それでもしっかり手は動かしながら)
周りの皆は冗談に同調して「ははははは」と笑っています。
冗談の通じない人は「なにが可笑しいの?私はこんなに頑張ってるのに、ちゃんとやってよ!」・・・ありがちですよね。
なんとか場を明るくしようと発した冗談ですが、目の前の事に必死で自分以外のことなど考えていられない人にとっては気に障る言葉になってしまうかもしれません。
相手を思いやる気持ちや共感する能力が低いと、余裕のない時に視野が狭まり冗談を真に受けてしまうのです。
硝子のハート(打たれ弱い)
冗談が通じない人って気の強い人が多い感じがしませんか?
なんだか攻撃的というか、態度が偉そうというか・・・まぁそんな感じの人が多いように思います。
でもあれって実は「虚勢」だったりするかもしれません。
なぜかというと、冗談の通じない人の多くに「打たれ弱い」という特徴がみられるのです。
冗談が通じない人というのは、それだけで普通にコミュニケーションを取るのが難しいのですから、今までの人生すんなりと来れたわけがありません。
本来、他の人にとってたいした意味のない冗談で、傷ついたり腹を立てたりしているので、自然と防衛本能が強くなるんですね。
内にこもる形で守りに入る人は周りから目立ちませんので、必然的に強い態度で守ろうとする「攻撃は最大の防御」な人が目立つわけです。
あなたの周りにいる冗談の通じない人は「硝子のハート」を持っているかもしれません。
なので「イラッとくるな」なんて思っても、この人も大変だったのかな・・・なんて優しくしてあげるのも良いかもしれんね。
コンプレックスが強い(闇を抱えている)
冗談の通じない人の多くに「強いコンプレックスをもっている」可能性があります。
この場合、それがいつからなのか?何なのか?というのは問題ではありません、そのコンプレックスによって、対人関係が苦手となり、人前に出ると余裕がなくなってしまうのが問題です。
他人にどう思われているかが気になりすぎて疑心暗鬼になったり、どうでも良い事を比較して勝手に羨んでみたり、拗ねたり、怒ったり・・・
なので、普通だと冗談として笑えるような内容であっても、自分独自のフィルターをかけた上、真剣に受け止めてしまい、周りから見れば「何言ってんだこいつ?」と思われてしまうのです。
本人には悪気はないですし、コンプレックスからくる「障害」ともいえるものですので、簡単に変われませんし、それを責めても仕方ありません。
周りとしては、傷の癒える日を待ちながら「そういうもの」だとして接してあげるしかないのです。
会話が嫌い(コミュニケーション能力不足)
冗談が通じない人の多くはコミュニケーション能力が不足しています。
ではなぜコミュニケーション能力が不足しているのでしょう?
それはそもそも「会話が嫌い」なのかもしれません、嫌いな事に熱心になれるわけもなく、関心もなければどちらかというと避けて通りたいくらいかも?
そんな人ならコミュニケーションスキルが磨かれる機会も少ないでしょうし、能力も上がりませんよね。
経験不足や知識不足ゆえに、冗談を冗談と判別できず笑うツボが理解できないって事は誰にでもおきますけど(たまには有りますよね?)それが頻繁に起きてる状態ってことです。
相手に直す気がない以上、冗談が通じることに期待するだけ無駄ですので、簡単に要件を伝えるよう心掛けることで、お互いにストレスなく会話をすることができるでしょう。
ここまでが、冗談の通じない相手に対してどうすれば良いのか 「どんな人?編」でした
冗談の通じない相手に対してどうすれば良いのか「付き合い方 編」