何事にも妥協できる範囲やレベルってものがありますよね、真剣になればなるほど妥協できなくなったりすることが多いのですが、人によってなかなか難しいのが「恋愛で妥協すること」かもしれません。
周りがどんどん結婚していき、いつの間にか適齢期を越え、今までの考えは間違っていたのではないか?なんて自信が無くなってくれば誰でも頭をよぎる「妥協」ですが、なんとも言葉がよくない感じです。
いっそのこと言葉を変えてみるか!と思い調べてみましたが、
「譲歩する」「折れる」「目をつぶる」「流される」「折り合いをつける」・・・
うーん、やっぱりアレですねぇ、言葉を変えたところで今一つです。
では恋愛における妥協の意味をちょっとばかり「良くして」しまえばどうだろう?みんな妥協しやすくなるんじゃない?ってのが今回の記事となります。
はたして恋愛で妥協するとどう楽になるのでしょうか。
恋愛で妥協する意味
妥協すると「視野が広がる」
恋人を見つけるにあたって様々な条件があると思います、年齢や身長、年収や見た目の特徴なんかにも厳しい人はいるでしょうね、そういった条件を少し緩くしてみましょう。
今までは条件に合わず最初から除外していた人に対して、すぐに興味を持てというのも難しいとは思いますが、シャットダウンせずに関わりを持つことはできるはずです。
視野を広げ選択肢を増やすことによって、出会いは格段に増えますよね、その結果として彼氏や彼女にまで発展しなかったとしても、出来上がった人脈は武器となるはずです、その人脈が上手く回れば本来の条件に合う人(妥協前の)も現れるかもしれませんよ。
妥協すると「自由に考えられる」
雑誌やテレビで見たような恋愛観をさも正しい事のように考えて、そうでなきゃダメだと決めつけちゃう人が多くいます、誰かの決めた正しい恋愛をしないと、幸せになれないなんて事は絶対にないのですが、「普通」とか「一般的」といった価値観に一度ハマり込むと抜けるのは大変難しいようです。
そういう時、物事をゆるく考えられる人って妥協する事にも抵抗が少ないんですよね、ここまでは妥協しても大丈夫!って思ったらすぐにしちゃう、でもその反対に頭の固い人は妥協することに躊躇しちゃうんですよ
ゆるく自由に恋愛を楽しむといった選択も世の中にはあります、上手く行くかどうかは保留しておいて「とりあえずやってみる」なんて事もたまには良いと思いませんか?
妥協すると「冷静に自分を見ることができる」
今までもっていた理想や相手に求める条件なんかを妥協する(甘くする)には、冷静に現在の状況を確認する必要がありますよね、今が分からなければ、変更も修正もできませんから。
なので一度、恋人に求める条件や理想を書き出してみて下さい、そして客観的な目線でその人物にアピールできる「自分の資質」を書いてみましょう。
はたして、その条件や理想はつり合っているといえるでしょうか?
相手に高スペックを求めていた場合、自分のスペックも高い方が良いに決まっています、ここはおとぎ話の世界ではなく現実で、相手も生きて選ぶ権利のある人間なんですから。
妥協すると「希望が持てる」
何もかもピッタリな人とお付き合いできる人はどれほどいるのでしょうか?
多くの人は何かしら相手に不満を感じつつも、それこそ我慢や妥協をして付き合っているのではないかと思います。
しかしながら「我慢」と「妥協」は大きく違います。
我慢は心に抱え込むものです、そこで蓄積される不公平感や不満はどこかで限界を迎えます、遅かれ早かれいつかの段階でもうどうにもならなくなり爆発することになります。
妥協は相手と譲り合う性質をもち、楽観的な先延ばしでもあります、そのうちなんとかなるかも?まぁ放っておこうといった軽さがありますので、抱え込む不満が少ないのです。
誰かと長くお付き合いするには、我慢ではなく妥協を心がけるほうがいいでしょう。
最後に
どうでしたか?
妥協して付き合うとか結婚するというと、どうしても悪いイメージがついて回って、素直に相手を愛せないといったこともあるかと思いますが、実際はそうでないという事が伝われば良いなと考えます。
もっと気楽に、もっと自由に恋愛を楽しんでいいのではないでしょうか。